区画整理の街、名古屋。そんな名古屋にあって、暗渠というのは実に馴染みのない存在だ。いや、そもそも暗渠というのは、ほとんどの人にとっては興味関心の対象外なのかもしれないが。ただ実際に、名古屋は暗渠に乏しい町と言えると思う。
日本の中心は東京である。暗渠界の中心も、なんだか東京ということになっている気がしてならない。東京の暗渠はみな魅力に溢れている。尾根を、そして谷を、上下からくまなく覆う用水と悪水のネットワーク。多くの川で体系的な水系が暗渠として現存している姿は、まさに圧巻だ。
そんな暗渠は、名古屋にはないかもしれない。でもそれは、例えば名古屋は魅力的でないだとか、体系的でないだとかいうことでは決してない。東京には東京の、名古屋には名古屋の魅力があり、歴史があり、そして暗渠があるのだ。
<ガイド>に並ぶ記事は、私自身がより名古屋の暗渠・川跡に詳しくなり、さらなる魅力に気づく中で、様々な資料に基づいて情報をまとめたものである。ただ実のところ私自身も日々新たな気づきを得ているから、内容が完璧でないことを御了承いただきたい。ほとんどが固定の記事へのリンクであるが、一部関連するブログに繋がるものもある。
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