名古屋の暗渠・用水・小河川

(通称:名古屋暗渠マップ)


暗渠のみならず、開渠や埋め立てられた流れもプロットし、名古屋及びその周辺地域における用水・小河川のネットワークを可視化している。様々な資料に基づく独自の調査によって、他のどこにもない圧倒的な情報量と正確性を誇る完成度の高いマップとなりつつある。

 

[プロットの基準]

それぞれの川・水路の最終的な流路を採用。現存しているものは現状の流路、失われたものは暗渠化・埋め立てられた時点での流路をプロット。

ただし区画整理等によって大きく流路が変更された川・用水については、それ以前の流路についても併せてプロットしている場合がある。

 

[色分けの定義]

赤:用水路

桃:区画整理等で流路が変わる前の旧流路(用水路)

青:自然河川、悪水路

水:区画整理等で流路が変わる前の旧流路(自然河川、悪水路)

黄:池、分類不能な水路

紫:運河

※用水路と悪水路の分類については、その区別がはっきりしないものや不明なものもあるため、必ずしも正確でない可能性がある。

※場所によって、特に現役の用水や河川が多いエリアに関しては、役目を終えた水路全般を旧流路として扱っている場合がある。

 

[名称について]

複数の名称をもつものについては「/」で併記。流域によって名称が異なるものについては、上流の名称から順に「・」で併記。名称が不明、あるいは特段名称のないものについては独自に命名した上で「(仮)」を付けて区別。「ライン〇〇」は保留中。

 

[正確性について]

測量に基づく地図を出典とし出来る限り正確なプロットを心がけている。しかし区画整理によりかつての痕跡が全く失われている場合、寸分違わない正確な位置を現在の地図に比定することが不可能であるため、出典とした地図やプロットの際のゆがみにより、必ずしも位置が正確でない可能性がある。特に御器所台地上の水路(猫ヶ洞用水など)についてはその傾向が強いため、ご留意願いたい。

 

[その他]

・データを無断でコピーして使用することを固く禁じます。キャプチャし転載することは構いませんが、出典を明記した上でご利用ください。

・それぞれのオブジェクトの説明欄については、”暗渠であるか、埋め立てられているか”や”出典とした資料の名前”、その他備考などについて記載しています。メモ的に使用している場合もあるため意味不明なものもあるかと存じますが、ご了承ください。

・この地図は未完成の状態であり更新をしている最中ですから、内容が完璧でないこと、また変化があることをご留意ください。

・都合により、事前の予告なく地図の公開を停止する場合があります。ご了承ください。

 

©2020-2021, Yaura Wakami



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