カテゴリ:中川区



「女子地名」を考える #1
2022/02/27
名古屋市中川区にある「女子地名」について考察してみたい。 五女子、二女子、四女子など漢数字の後ろに「女子」が付いた地名が隣り合って存在している。なんとも不思議な名前だ。五女子と書いて「ごにょうし」とか「ごにょし」とか読む。かつては一女子から七女子まであったと言う。その「女子地名」について、詳しく調べる前の時点での考えを記しておく。

むかしの佐屋街道
2022/02/24
尾頭(おとう)橋。堀川に架かる橋で、佐屋街道が通っている。佐屋街道は、東海道の海上区間である七里の渡を北に迂回するための道だった。江戸時代のいわゆる「堀川七橋」の一つで、その中でいちばん下流に位置する。平成7(1995)年には東海道線に尾頭橋駅が新設された。...

四女子小塚用水の痕跡を
2021/04/21
四女子小塚用水は中井筋からの分水のひとつ。四女子は「しにょうし」と読む。なかなか難読だ。 用水の名称はかつてこの辺りにあった「四女子村」と「小塚村」に由来する。ちなみに、小塚村は近くの本郷村および七女子村と合併して小本村になった。現在近くにあおなみ線の小本駅がある。...

笈瀬川と中川運河は共存していた
2021/03/13
中川運河は笈瀬川を運河に転用したものである。笈瀬川の下流部は中川という名前で呼ばれていて、それが運河や区の名前の由来になった。 かつての笈瀬川・中川は細かく蛇行していた。でも中川運河はかなり幅が広いので、運河とその東西に沿う工業地帯の整備によって、蛇行の跡はほとんど飲み込まれてしまった。...

米野井筋水路変更工事に関する資料-まとめ
2021/02/26
庄内用水米野井筋の水路変更工事に関する資料を文字に起こしたものです。まだ精査できていないので、正式な書類や案がごちゃまぜ、それから日時も順番にはなっていないと思います。この内容を元に後日ガイド「米野井筋」の該当項目を修正していくつもりです。解説というか簡単な説明は一番下に書きましたので、たくさんスクロールしてやってください。...

名古屋城石垣の残石めぐり@笈瀬川
2020/12/26
【笈瀬川流域の残石めぐりと「無三殿」について】  名古屋城の築城は慶長15(1610)年より開始され、うち石垣の工事は4ヶ月程度の短期で完成したとされる。...